ＮＣプログラムファイルをＮＣへ転送

ＴＭＵ−３０により、パソコンなどで管理されているＮＣプログラムファイルを、ＮＣ装置へ転送することができます。
パソコンからＴＭＵ−３０へのファイル引渡しには、ＵＳＢメモリを使用します。
ＮＣ装置のリードボタンを押すだけで簡単に転送できます。
もちろん、ＮＣ側のメモリにあるプログラムを受信することもできます。

複数のファイルをＵＳＢメモリへ登録して、必要なプログラムを選択して転送する場合でも、ＴＭＵ−３０本体には触れずにＮＣ側の操作だけで行うことができます。

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このようにＮＣプログラムファイル移動の媒体として利用するＵＳＢメモリは、軽量・小型で磁気やほこりに強いメディアです。
また記憶容量も４Ｇバイトあります。

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バーコードリーダで便利にファイル選択

バーコードリーダ（オプション）を使えば、さらに簡単な操作でファイル選択できます。
バーコードリーダはＴＭＵ−３０に直接接続して使用します。
ＵＳＢメモリに登録されているファイルが多い場合、また頻繁にＮＣ装置のプログラムを変更する場合は便利にお使いいただけます。
読み取るバーコードは、簡単ソフト「ＴＭＵ−３０Ｓ」にて印刷することができます。

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ネットワークで管理

１台または複数のＮＣ加工機のＮＣプログラムを、ネットワーク（ＬＡＮ）を利用して離れた場所にあるパソコンで集中管理することができます。
各ＴＭＵ−３０へのプログラムファイルの転送には、簡単ソフト「ＴＭＵ−３０Ｓ」で行なうことができます。
万が一ネットワークに障害が発生しても、プログラムファイルは個々のＴＭＵ−３０のＵＳＢメモリで管理されているため、ＮＣ装置とのプログラム転送が中断することはありません。
したがって、ＤＮＣ運転でも安心してお使いいただけます。

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パソコンソフト「ＴＭＵ−３０Ｓ」

ＴＭＵ−３０をより便利に運用するために、パソコンインストールして使用する専用ソフト「ＴＭＵ−３０Ｓ」を標準添付されます。
ＴＭＵ−３０本体の設定、ＮＣプログラムファイルの管理をわかりやすく操作できる簡単ソフトです。

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高速転送

ＴＭＵ−３０とＮＣ装置はシリアル通信でＮＣプログラムを転送します。通信速度は最高１９２００ｂｐｓまでサポートしております。
このため、ＮＣ装置のメモリを使わず送信しながら加工するＤＮＣ運転にも十分に耐えることができます。

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本体電源は不要

ＮＣ装置側にＴＭＵ−３０のために特別な電源を用意する必要はありません。
付属のＮＣ接続ケーブルからＴＭＵ−３０本体に電源が供給されます。

※ただし、ＦＡＮＵＣコントローラにあるような、シリアルインターフェイスにＤＣ電源が用意されている場合に限ります。
それ以外のＮＣの場合は付属のＡＣアダプタをお使い下さい。

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